禁煙のきっかけ

近年、禁煙外来というものも少しづつ広まり、禁煙に成功したという方も増えてきています。毎日、習慣のように吸っているタバコをどうして辞めることができたのか、よっぽどの理由があったのか?禁煙を思い立ったきっかけについて探ってみました。

禁煙しようと思ったきっかけは値上がりと肩身の狭さ

禁煙治療に成功した人には、必ず禁煙を決意するきっかけとなる出来事が存在します。例えば、タバコの値上がりや、喫煙者をとりまく環境の変化による肩身の狭さは、多くの禁煙成功者が喫煙をやめるきっかけとしています。たばこの製品のうち、大半の喫煙者が購入しているのは紙巻たばこと呼ばれる種類です。紙巻たばこの製品の値段は数年に一度のペースで値上げが行われています。値上げが行われる主な要因は、たばこにかけられる税率の引き上げです。実は、たばこの価格には国たばこ税、道府県たばこ税、市町村たばこ税、たばこ特別税、消費税の5種類の税が含まれており、国や地方自治体が財源確保を名目に度々税率の引き上げを行っています。かつては1箱あたり数円から数十円で販売されていた時代もありましたが、現在は原料の値上がりと税率の引き上げの影響で1箱あたり450円前後で販売されている製品が多くなっています。このため、喫煙者も考えながらたばこを吸っていかないと、すぐに家計に影響が及ぶことになります。禁煙成功者の中には、家計への影響を避け、少しでも他の目的でお金を使えるようにと考えて、たばこをやめる人も少なくありません。一方で、喫煙者をとりまく環境も近年大きく変化しています。喫煙が人間の健康を害することはいまや世界の多くの人々が認識するに至っていますが、近年はそれに加えて受動喫煙による健康被害も社会問題として広く共有されるようになり、たくさんの施設で分煙もしくは禁煙が実施されています。喫煙者は周囲の人間から白い目で見られるようになるなど、日々肩身が狭くなっていく状況となっており、禁煙成功者の中には、この肩身の狭さに耐えられないことを理由に禁煙を決意した人もいます。